可燃ごみと火力発電所の石炭灰をブロックとして
リサイクルコンクリートと比較して約10℃の温度低減効果も。
毎日の生活で排出される可燃ごみを、ごみ溶融施設で処理する事で溶融スラグが生まれます。
火力発電所では、発電の際に石炭灰(クリンカアッシュ)が発生します。
この溶融スラグとクリンカアッシュを天然の代替材料としてリサイクルした舗装ブロック、それがクールトーンです。
製品紹介
クールトーン
クールトーンリブロは天然資源(海砂、山砂)の代わりに、重量比で約19%の溶融スラグ、そして火力発電所から生成される副産物である石炭灰(クリンカアッシュ)を44%使用して製造を行っています。
その他にも鉄鋼スラグ等、実に7割以上にリサイクル材を使用しています。
1㎡あたり約330kgの可燃ごみをリサイクルできます。
※製品厚60ミリの場合
路面温度も下がります。合わせてCO2も削減!
サーモグラフィーの写真は、鹿児島市国道3号に敷設したクールトーン(保水性ブロック)の写真です。
クールトーンの施工部分が温度の低い青系に写り、アスファルトや従来の擬石平板の部分が温度の高い赤系に写しだされています。一番温度の上がる時間帯で、表面温度に約10℃の差がでます。
路面温度を約10℃低減
Co2排出量を9.9%削減
※製造時の比較データ
サーモグラフィーによる表面温度測定状況
※破線内が自社製品
リサイクルにより可燃ごみを有効利用!
かごしまし環境未来館では、全体で約830トンの可燃ごみが有効利用された計算になります。
国民一人当たりのゴミの排出量は1日1,116グラム(平成18年度環境省調べ)、一年間で約400kgです。
つまり 約2千人が1年間に排出した可燃ゴミを有効利用したことになります。
コンクリートと比較して約10℃の温度低減効果も
写真は鹿児島大学農学部の屋上で試験を行っている状況です。コンクリートの部分が温度の高い赤系に写っているのに対し、クールトーン、また芝生の部分は温度の低い青系で写し出されています。
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