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箱型擁壁

建設技術審査証明(土木系材料・製品・技術、道路保全技術) (一財)土木研究センター 建技審証第0327号(有効期限:2024.3.30)

※本審査証明は株式会社箱型擁壁研究所、昭和コンクリート工業株式会社に交付されたものです。

NETIS掲載期間終了技術(CB-040038-VE)

NNTD(農業農村整備民間技術情報データベース) 登録:No.0287

可撓性を有するもたれ形状の擁壁

箱型形状をしたプレキャスト材と壁体材(単粒度砕石)を用いて、階段状に積み上げる擁壁です。土圧等の外力に対して、壁体(製品と中詰めの粒状材)の自重及び、壁体材(単粒度砕石、コンクリート廃材等)の粒状材による支持抵抗力とせん断抵抗力を利用し背面土に密着支持されることを基本原則とした工法です。

  • 面版デザインは地域により変わる場合がございます。

特長

耐震性

フレキシブルな構造であるため、地震時の土圧に対して璧体が微小に挙動することで発生する応力を減少させ、擁璧のひび割れや崩壊を防止します。また、地盤反力が小さく、基礎地盤、背面土の不同沈下にも追従性を発揮して、擁璧全体の安定性を保持します。

安全性

単粒度砕石の層は極めて排水性が高く、必然的に背面土の安定が図れます。

経済性

施工現場では、鉄筋、コンクリート、型枠などの特殊作業をほとんど使用しないため、大幅な工期短縮によって経済性の向上が計れます。

施工性

カーブ施工が容易です。階段積み形状は立体感ある造形美を有しています。また、製品を反転することにより、容易に端部止めができます。

環境性

各小段を利用しての植裁、あるいは自然綜化等で生態系保全にも配慮できます。また小段は、けもの等の通り道、斜面落雪の緩和、車両走行の視線誘導、カーブの視界障害の軽減といった様々な特性があります。


施工写真

ダウンロード資料

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