見つけテック

n07

アーチの力

アーチカルバート、コンスバン、テキスバン

v7

温故知新

加えられる力を全て圧縮の力に変えて、耐える技を持っているアーチ形状。ほとんどの人が、美しいと感じるかたちではないでしょうか。
アーチは古代エジプト、バビロニア、ギリシャ、アッシリアなどで古くから使われてきましたが、その多くは地下の構造物であり、地上において大きく発展させたのは古代ローマだといわれます。そこまでさかのぼらずとも、日本にも古来から石橋が多く建造され、長崎の眼鏡橋、熊本の通潤橋、山口の 錦帯橋などが今もその姿をとどめています。
これらの古人の英知とのいえるアーチ形状は、多くのコンクリート二次製品に活かされています。


施工例

施工例1

施工例2

施工例3


製品紹介

アーチカルバート

アーチカルバートとは、アーチ形をしたプレキャストコンクリート製品で下水道用、排水路用、地下河川用、地下道用及び共同溝用等多方面に利用することができます。このアーチの形状は、建造物として非常に合理的な形状をしており、構造的に最も安定しているとされております。

アーチカルバート


テクスパン

テクスパン工法は、アーチ構造物を3ヒンジで構築する工法です。短スパン橋梁や現場打ちカルバート・ボックスに代わるアーチ構造物として開発されました。コンクリート2次製品であるアーチ部材を、左右交互に組み立てることによりアーチを形成するため、迅速で安全に施工を行うことが可能です。

テクスパン


コンスパン

コンスパン工法は、アメリカのCON/SPAN社により開発された内空幅4.8m~12mのプレキャストアーチカルバート・ブリッジシステムであり、アメリカおよびカナダにおいて、1986年より2,000件以上の実績を持つ工法です。

コンスパン