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スライドレール工法
「スライドレール工法」は、基礎コンクリートにレール(市販品鋼材)を埋設し、レール面へ勾配に影響されることなく偏りのない剛球散布ができる粘着剤を塗布、剛球を介した上にコンクリート二次製品を配置する。そのコンクリート二次製品を押しや牽引等で順次、滑走させ移動し布設する工法です。
- 三重県・和歌山・奈良・滋賀・京都の5県のみの対応となります。
特長
1.プレキャストコンクリート製品をそのまま使用
ボックスカルバート、自由勾配側溝・L型擁壁など多くの製品に使用できます。
(基礎コンクリートを必要とする構造物には、殆ど利用可能)
2.特殊な施工専用機械が不要
施工時に特殊な施工専用機械を使用しないで、迅速な移動と確実な設置が出来ます。
3.クレーンは荷下ろし場所のみでOK
住宅密集地や高架橋・電線等の障害物があり、クレーンでの吊り下
げ移動が出来ないところで威力を発揮します。
クレーンは荷下ろし作業のみに使用します。
4.縦断勾配が10%程度でも施工可能
コスモオクトール(専用粘着剤)を使用することにより、鋼球の転動を抑え所定位置に留めることで偏りを少なくし、鋼球間隔を保持します。
このため散布率も大きく低減され、必要最低限の使用量とすることが出来ます。
5.第11回 国土技術開発賞 地域貢献技術賞受賞
