技術情報

製品開発

人々の笑顔が溢れる豊かで快適な街を実現するため、私たちはどんな可能性にもチャレンジします。

いま我々の想うこと

FRC製埋設型枠「KCスタンドフォーム」

21世紀の世界共通のテーマは地球環境の保護です。我々の生活に欠かすことの出来ない社会基盤の多くはコンクリート構造物で建設されています。高度成長期以降大量に建設されたコンクリート構造物の老朽化による経済的、社会的損失が問題となるこれからの社会にお役に立ちたい・・・インフラテックはこれまで培った技術力を集結し、未来の子供たちの笑顔への架け橋になります。

KCスタンドフォームイメージ


KCスタンドフォーム

インフラテックの挑戦

インフラテックは繊維補強コンクリートの長い歴史があります。これまでもFRCの特長を活かした多くの埋設型枠製品を世の中に提供し、愛用されてきまし た。しかし、壁用型枠使用に関しては現場打ちコンクリートとの付着の問題で満足いただける提案を出来ずにいました。問題意識を持ち続け開発した製品が 「KCスタンドフォーム」です。現場打ちコンクリートとの付着性能向上の為、ポリエステル・ピニロン合成繊維を用いるアイデアを生み出しました。
新しく誕生した「KCスタンドフォーム」は原材料に多くの混和材を使用し、緻密な内部組成の埋設型枠です。耐摩耗性、耐塩性に優れた既存構造物を守ります。
セメントの使用量を抑え、産業副産物を多く使用した“eco”な製品です。


コンクリート構造物の維持・補修用埋設型枠

スクラップ&ビルドからストックへ・・・社会基盤の在り方は変化しています。新設の工事ももちろんですが、大切な社会資源をこれからも長く供用するためにKCスタンドフォームを維持・補修用型枠としてご使用ください。

コンクリート構造物の維持・補修用埋設型枠

製品開発に携わって最もうれしい瞬間というのは、自分の手がけた商品が実際に使用され、そしてお客様に高評価をいただけた瞬間です。
私たちはこれからも社会基盤整備の一翼を担うインフラパーツの第一人者として、新しい製品の開発に、素材を問わずチャレンジして行きます。

 

コンクリート以外の素材にもチャレンジ!

眩光防止板「スポッティー」

高速道路では一瞬の見落としが大きな事故につながるため、見える範囲が広いハイビーム走行が基本になっています。この眩しいヘッドライトの光を遮る役目を果たす商品が「スポッティ」です。
この商品もお客様から「従来よりも低価格で、簡単にひとりで取り付けることができる製品が欲しい」という一言がきっかけで開発がスタートしました。素材は 私たちが長年技術を培ってきたコンクリートではありませんでしたが、お客様が望んでいるもの、世の中の役に立つものを創りたいという思いで、今回製品化が 実現しました。

3次元CADによる金型設計
3次元CADによる金型設計


FEM(有限要素法)による解析
FEM(有限要素法)による解析

ひとつの商品を開発するには、デザイン、設計、解析、試作、検証、販売戦略など様々なプロセスが含まれます。その中のデザインや設計には3次元CADを使 用します。これにより設計品質の向上、試作までの時間短縮など様々なメリットが生まれます。また解析には有限要素法なども取入れ、より複雑な構造体の解析 作業なども行える環境を整えています。スポッティの開発ではこれらの技術を活用し、さらには金型の設計、製作、試作を韓国で行いました。この製品の開発に は、両国の技術者の、汗と情熱がたくさんつまっています。


製品開発に携わって最もうれしい瞬間というのは、自分の手がけた商品が実際に使用され、そしてお客様に高評価をいただけた瞬間です。
私たちはこれからも社会基盤整備の一翼を担うインフラパーツの第一人者として、新しい製品の開発に、素材を問わずチャレンジして行きます。

東北自動車道(郡山IC付近)
東北自動車道(郡山IC付近)

 

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